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INTERVIEW YASUYOSHI NAKAMURA

アートディレクター中村 康吉

拓殖大学外国語学部英米語学科を卒業後、お金を貯めてデジタルハリウッド系列の学校でロサンゼルスにあるdhimaに留学。そこで初めてクリエイティブに触れ衝撃を覚える。帰国後、制作の仕事に就きたいと考え、独学でデザインを勉強。29歳からグラフィックデザインの会社に勤務し、その後様々な制作会社で経験を積み、現在に至る。

サイトを見る人を
最大限にもてなすデザインを
考える。

考えるのは、
「おもてなし」でワクワクさせるデザイン

デザインをする時に、紹介する商材やユーザビリティ等、色々なことを考えながらやっているのですが、まず一番に考えることは、「如何にしてサイトを見る人(ターゲット)をワクワクさせるか(気持ち良くなってもらうか)」です。

何か買い物をする時に、僕もそうですが、ワクワクしながら買ってませんか? サイトでも同じだと考えていて、やっぱりワクワクさせないと、紹介している商材やサービスを買ってもらえないと思うんです。その為に考えるのが、どのように「おもてなし」をするか、です。「おもてなし」の仕方は、相手の年齢や性別、置かれている状況などで変わってきますし、また他と同じやり方では飽きられてしまうので、そのターゲットにとっての最上の「おもてなし」は何なのか、考え出すのはいつも大変です。

ターゲットをワクワクさせる為に何をすべきか? もしかしたら考え方はエンターテイナーに似てるかもしれません。 サイトを見る人がワクワクしている顔を想像し、自分もそれにワクワクしながらデザインを考えている時が一番充実している時かもしれないですね。

現状維持はない。
さらなる「おもてなし」を試行錯誤する

IT業界は新しいことが日々生まれ進化し続けていて、そこで「現状維持で良い」という思考は自分の進化を止めてしまう、そう感じています。Webサイトやアプリの場合、紙と違い動きを入れることができるので、そこが難しいところでもあり面白いところだと思っています。

やっぱり、止まっているモノよりも動きがあるモノに人の心は動かされ易いので、「動き」というものをこれからもっと上手く取り入れて行きたいと考えています。そんな経緯もあり、最近は動画編集やアニメーションにも手を伸ばしています。今はローディングアニメーション程度ですが、後々には、トップ画面で入れられるようなダイナミックなアニメーションを作れたらなと思っています。

もちろん、紙には紙の手触りなどの良さがあり、それを考えるのも面白いですし重要な要素であると考えています。

バーチャルとリアルを上手く組み合わせ、さらなる上の「おもてなし」を次々と生み出して行けるように、これからずっと試行錯誤を繰り返して行きたいと思います。